皆さんこんにちは、デザインハウス宮崎の町田です。
今日は、国富町のリサさんからの質問
木の温もりを感じる無垢のフローリングで 家を建てたいと思っていますが
実際、メンテナンスなど大変なんでしょうか?
また、無垢材で床暖房は可能なんでしょうか?
とのご質問を頂きました。
無垢材のフローリングのメリット・デメリットについてお話しします。
🍀無垢材フローリング🍀
無垢材フローリングとは、丸太から板状に切り出して作った床材です。
木を貼り合わせることなく一枚の板のみで構成されています。
🍀無垢材フローリングのメリット🍀
🌱経年変化による味わいを楽しめる
・経年変化により、その姿を変えて行きます。新品の明るい色合いが
時間を経ると少しずつ深みのある色に変わっていきます。
🌱素足に心地よい感触
・無垢材フローリングの感触は心地よく木の温もりを直に感じる
ことができます
🌱傷がついても修復しやすい
無垢材は傷がつきやすいですが、表面も中心部も同じ木材なので
複合フローリングのように剥がれてボロボロになることも
なく、傷が目立ちにくいです。
傷や、シミが気になる場合はヤスリなどで薄く削って塗装できます。
🌱調湿作用がある
調湿というのは、湿度を増減させる操作のことを言います。
部屋の湿度が高い時には無垢材が湿気を吸収するので、ジメジメとした
不快感を軽減してくれて、湿度が低い時は無垢材から水分が放出される
ので、室内の感想を防いでくれて、快適な空間が実現できます。
🍀無垢材の床のデメリット🍀
・コストがかかる
無垢材フローリングは大量生産が難しい為、複合フローリングに比べ
価格が高めです。しかも、今は木材の流通が減少しているので高騰しています
・目地に隙間が生じやすい
木材は湿気や温度の変化により、膨張・収縮をする性質がある為、反りや歪み
が生じることもあります。
そのため一枚い板で作られたフローリングは目地に隙間ができたり
盛り上がったりしやすい傾向にあります。
・水分に弱い
木の質感を活かす為にコーティング力の弱い塗装で仕上げられていることが
多く水分が染み込みやすくなっています。
水や飲み物などこぼした時はすぐに拭き取りましょう。
🍀無垢フローリングの種類🍀
🌳広葉樹(ハードウウッド)🌳
葉が広く平らな形をした樹種のこと。成長が遅い為、木目が詰まって重く
硬いという特徴があります。
ウォールナット・ブラックチェリー・栗・オーク・メープル・チークなど
🌲針葉樹(ソフトウッド)🌲
杉や松に代表される、葉が針のように細い樹種のこと、成長が早い為
木目の幅が広く軽くて柔らかい傾向がある。
杉・ヒノキ・パイン・アカマツ・カラマツなど
🍀無垢フローリングの塗装の種類🍀
・ウレタン系塗料
ウレタン系樹脂を主成分とした塗料。木の表面をしっかりとコーティング
する為、防水・防汚効果に優れています。
・自然系塗料
自然素材を主原料とした塗料です。オイル(大豆油・ひまし油・アマニ油など)
ワックス(蜜蝋)オイルとワックスの混合品などがあります。
木に優しく染み込み、表面の仕上がりがさらっとした質感です。
ウレタン塗装に比べて防水・防汚効果は低くなりますが、無垢本来の
質感を活かすことができる為、自然系塗料を選ぶ方が多いです。
🍀無垢材の床のメンテナンス方法🍀
・日頃のメンテナンス
乾拭きです!乾いた雑巾やフロアモップなど使用
薬剤の入ったものは🆖です。
目地に入った埃は、掃除機で吸い取り、汚れが目立つ時は
固く絞った雑巾で拭き取り、その後乾拭きで仕上げましょう
・定期メンテナンス、再塗装
自然塗料を塗った無垢材フローリングは次第に油分が抜ける為
1年に一度を目処に塗り直しをしてください。
ウレタン系塗料は再塗装の必要はございません。
以上簡単に無垢材フローリングのご説明をさせて頂きました。
弊社でも、Dhキューブは無垢材を使用した建物で、いい評判を
得ております。
また、フルハウス、1200などの住宅にもオプションで
床材を無垢に変更も可能です。
どうぞ一度御来店されて、お打ち合わせさせてください。
ご予約をお待ちしております。