こんにちは！梅雨が明けたのに毎日大雨でうんざりですね。
今日の質問は宮崎市にお住まいのさっちゃんから
家を建てる時、隣の家との境界にブロックとフェンスを付ける
方が多いですが、実際境界フェンスって必要なんですか？
上の写真のような境界フェンスはよく見かけますね。
お隣との境界にブロックを３段積んで、その上にフェンスを
付けるというのが一般的です。
でも、本当に必要なんでしょうか？
１、境界フェンスを付ける意味
境界フェンスの１番の意味は「お互いの敷地境界をはっきり
させる」という事です。
敷地境界にフェンスがあると、確かにどこまでが誰の敷地か
わかりやすくなりますね。
ただ、境界をはっきりさせるためにフェンスは本当に
必要なのでしょうか？
フェンスがある事で、視覚的には境界がよりわかりやすくなりますが
フェンスが必須というわけでもないです。
実際、フェンス工事はそれほど手が掛からず、売り上げにつながり
ますので、外構業者はフェンスを勧めますし、境界フェンスを
つけている家も多いことから、なんとなく付けるものと思って
フェンスをつけている事がほとんどなんです。
付けるなら、デザインにもこだわりましょう
敷地全部にフェンスを付けるとなると、フェンスの長さも意外と
長くなり、費用も結構かかります。
そのため、安価なメッシュ状のフェンスを付けることになり
見かけの良いものが、なかなか付けられなく結果的に家の景観を
損ねてしまうケースも多々あります。
家の外観にこだわりのある方は、境界フェンスの有無も含めて
初めから、検討するのがいいと思います。
メッシュや格子状のものは、目隠しにはならない
境界フェンスの場合、格子状やメッシュ状のものが選ばれるのが
ほとんどで、目隠しの役割はほとんどありません。
それであればただ、フェンスを付けるのではなく、必要な部分に
目隠しフェンスや塀を設けるのも効果的です。
目隠しフェンスを付けるということは、自分にとっても
お隣さんにとっても視線がカットできるので、気まずい思いを
しなくて済みます。
以上、境界フェンスを付けようか？迷ったときは
本当に必要なのか？
隣地との兼ね合い、外観など損なわないか？
など、よく検討してから、付けるようにしましょう。
