エスジーエル
緻密な保護皮膜を形成し亜鉛リッチ相の消耗を抑える
アルミ系参加生成物の充填を助ける。とともに亜鉛リッチ相を温存。
屋根・外壁・遮熱シート
エスジーエルは、ガルバリウム鋼板のめっき構造を引き継ぎつつ、マグネシウム添加により、その特長をさらに引き出すめっき構造で従来のガルバリウム鋼板を超えたスーパーガルバリウム鋼板です。それにより、亜鉛めっき鋼板に比べてはもちろん、従来のガルバリウム鋼板と比べ、とくに厳しい腐食環境で3倍超の耐食性を発揮します。
腐食の比較
エスジーエル
緻密な保護皮膜を形成し亜鉛リッチ相の消耗を抑える
アルミ系参加生成物の充填を助ける。とともに亜鉛リッチ相を温存。
ガルバリウム鋼板
厳しい腐食条件下では亜鉛リッチ相が急激に消耗。
アルミ系参加生成物が充填される前に犠牲防食作用が働かなくなり、腐食が進行してしまう。
さらに低光沢で高級感のあるつやあり色も含めた全色に塗膜15年保証を付与しました。エスジーエルとの相乗効果による抜群の耐久性で長期にわたり安心してお使いいただけます。
(参考)屋外曝露での変退色の事例
紫外線量の多い宮古島では変退色が大きく進行します。(5年)
▷E…色素を表す数値。数値が大きいほど色差が大きくなる。
ニスクカラーPro GHは新しい艶消し手法により、従来にないマット感を有しています。直射日光による表面のざらつきを抑制する極低光沢の外観で高い発色性を持っており、従来の塗装鋼板に比べ、重厚かつ落ち着いた外観を生み出します。
遮熱機能(屋根用色)
ニスクカラーPro 屋根用色の塗装には日射に含まれる赤外線を反射する「遮熱顔料」を配合。
赤外線による塗膜表面の温度上昇を抑えることで鋼板への熱伝導を軽減する塗膜設計となっています。
当社はこの遮熱メカニズムを適用した塗膜鋼板を日本で初めて商品化した遮熱鋼板のパイオニア企業です。
屋根色には赤外線を選択的に反射する遮熱顔料を配合。日射による鋼板温度の上昇を抑制し室内環境の改善と地球温暖化抑制に貢献します。
明度40以下の濃色で日射反射率40%クリアしています。
全国9か所で耐久性を測るための暴露調査をしていて、塗装の変色についても厳しい環境で変色が少なくなるよう試験を行い、最適な樹脂や顔料のバランスについても研究しています。
・穴あき25年
・塗膜15年
・変退色15年
長期メーカー保証が実現しています。
フッ素コートでは、メンテナンスコストがとっても経済的です。
長耐候性塗料用フッ素樹脂「ルミフロン」を使用しています。
この独自の塗料は優れた耐候性を実現し、外壁材としてはトップクラスの塗膜の変色・褪色15年保証です。
01.ANA飛行機(写真提供:ANA)02.東京ビッグサイト 03.国立劇場(02・03 写真提供:AGC株式会社)
セルフッ素コートは、超耐候性塗料用
フッ素樹脂「ルミフロン」を使用しています。
「ルミフロン」はAGCのフッ素技術により、1982年に商品化された世界で初めての溶剤可溶型塗料用フッ素樹脂です。
フッ素の特性を犠牲にする事なく、溶剤・水に溶けやすく、常温硬化を可能にした「ルミフロン」はその優れた耐久性により、塗り替え回数の大幅な低減を実現した地球にやさしい塗料用樹脂です。
※球体の大きさは、結合エネルギーの大きさをイメージしています。
FEVEフッ素樹脂「ルミフロン」は、フッ素モノマー と塗料化に必要な他モノマーとが規則的に交互配 列を作る樹脂です。つまり、紫外線に弱いビニル エーテルは紫外線に強いフッ素モノマーに守られ ています。
FEVEsのフッ素樹脂はフッ素モノマーとビニルエ ステルの交互性がFEVEフッ素樹脂より低いこと から、一部でビニルエステルどうしの結合部で紫 外線エネルギーによる破壊が発生します。
人体に無害な無石綿外装建材
補強繊維に人体に有害とされる石綿は使わず、独自の技術による素材を採用しています。健康に影響を及ぼすことのない安全な建材です。
モルタルの約6倍の断熱性能を有しています。
補強繊維に人体に有害とされる石綿は使わず、独自の技術による素材を採用しています。健康に影響を及ぼすことのない安全な建材です。
■旭トステム外装[AT-WALL]及び他の材料の熱伝導率比較
kacl/mhC | W/mK | |
---|---|---|
AT-WALL | 0.19〜0.21(1) | 0.22〜0.25(1) |
アルミニウム | 180(2) | 209.30(2) |
モルタル | 1.10(2) | 1.28(2) |
コンクリート | 0.95(2) | 1.10(2) |
ALC | 0.13(2) | 0.15(2) |
石こう板 | 0.12(2) | 0.14(2) |
国土交通大臣認定
国土交通大臣認定の不燃材料・準不燃材料です。構造体としては、防火構造、および準耐火構造の認定を受けています。燃えにくいだけでなく、煙や有毒ガスの発生もありません。
標準工法で施工した場合、層間変形角1/120に追従することができます。
標準工法で施工した場合、建築基準法に規定されている設計風圧力に対し、耐風圧性能を有しています。
外壁材の放射熱をアルミ蒸着膜で反射、躯体の断熱効果を高めます。
透湿とは躯体の中からの湿気を外に逃がすことができるという事で、防水とは雨などの水滴を弾くということです。
これによって雨水の躯体への侵入を防ぎながら、
躯体が湿った場合には湿気を外へと逃がすことができたり、結露を防ぐこともできるような構造になっています。
通常熱の伝わり方には3つの伝わり方があります。
一つ目は伝導、2つ目は対流、3つめは輻射です。
このうち、伝導と対流によって伝わる熱は断熱材によって遮断することができます。しかし輻射による熱は電磁波に近い伝わり方をするため、断熱材では遮断することができません。この遮熱タイプのスーパーシートを使うことで断熱材でも防げなかった輻射による熱もカットすることができるんです。